私たちの科学教育プログラムでは、「身近な未知の現象を子どもたち自身の力で科学する」をモットーにしています。
サイエンスマスターのニュースでは掲載されていませんでしたが、前回(2023年7月23日)のサイエンスマスター・中野ラボでは、参加されているお子さんに大きな変化が見られました。公園で、場所によってある生き物の跡の違いを見つけたのです。
あっ、これ、数がぜんぜん違う!
サイエンスマスター・中野ラボに参加されているお子さんは、生き物が大好きです。私たち大人では気づかなかったポイントに最初に見つけました。
確かに違う・・・
もしかして、これは〇〇だから・・・
お子さんは、野帳(緑色の小さなノート)に自分の見たものと、コメントを書きました。私たちは、誰もメモをとるようにとは言っていませんでした。彼女は自発的に書いています。
彼女が野帳に書いたものは、研究の世界では、それぞれ、「記録」、「仮説」と言います。
とても驚かされました
今回はその続きです。
前回、あなたが文字にしたことを、科学的に測定、結果を考察するためにはどうしたらよいでしょうか?
う〜ん
私とお子さんと話し合いをしました。考え方を文字で伝えるだけでは、科学は具体的には進みません。私たちは、測定するためには、どのような手段が必要かさらに話し合いました。
すべての科学は測定から始まります。今回の研究では、道具の作製に「長さ」が必要でしたので、「長さの単位」について復習しました。
学校で習ったことは、実際には、このように使うという体験できたと思います
さて、研究の最初の最初は、道具はありません。私たちは、測定器具を自作することにしました。
近くのお店に行き、話し合いを基に、材料を買い、計画したとおりに道具を作る途中で、今回のサイエンスマスター・中野ラボの授業は終わりました。
次回は、道具作製の続き、時間があれば実測の予定です
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