今日は、サイエンスマスター・八丈サイエンスクラブから石田先生が中野ラボに来ました。
お子さんのこれまでの研究の発表
授業の最初は、参加されているお子さんの研究紹介です。その中で、興味のある昆虫のお話をされましたので、石田先生とお子さんで今後の研究で
- どの種を見るか?
- 何の行動を見るか?
- どの時期の行動を見るか?
について話し合い、来年の研究の机上実験をしました。
八丈サイエンスクラブの研究発表
次は、石田先生が、八丈サイエンスクラブの「オカダンゴムシの交替性転向反応以外の行動を誘発する条件の探索」の発表をされました。
各図の実験の裏話をしながら、3年間の研究について解説されました。
近所の公園でダンゴムシを探す
参加されているお子さんのダンゴムシに対するモチベーションは高まりました。座学は終わりにして、外に出てダンゴムシを探しに行きました。
ダンゴムシはコンクリートブロックの裏側とかによく見つかりますね。でも、よく整備されている中野ラボの近くの公園ではダンゴムシは見つかりませんでした。
住宅地周辺を散策したところ、あるところにダンゴムシが密集している場所を見つけました。
これはメス
こっちはオス
ダンゴムシの迷路作り
サイエンスマスター・中野ラボに戻り、実際に迷路を作ってみました。今回は基本形の迷路です。
参加されているお子さんは、自力で迷路を設計し、自力で工作用紙を切り、そして自力でセロファンテープを使ってパーツを繋げていました。
ダンゴムシの交替性転向反応の実験
「百聞は一見にしかず」です。サイエンスマスター・中野ラボに参加されているお子さんも自分が作った迷路を使って実験しました。
右→左、左→右、・・・
石田先生は実験数を指定しませんでしたが、お子さんは夢中になりながら、合計で10回の実験を行いました。
さて、平均を計算したら、どのような結果になるでしょうか?
今回は、八丈島から八丈サイエンスクラブの石田先生がサイエンスマスター・中野ラボに来ました。
中野ラボのお子さんの研究紹介を基に、次に何を見るかの確認をしました。
八丈サイエンスクラブの「オカダンゴムシの交替性転向反応以外の行動を誘発する条件の探索」のお話を聴き、同世代の小学生の研究の裏側のお話を聴きました。
「百聞は一見にしかず」です。実際に、ダンゴムシを捕まえ、迷路を設計・作製しました。そして、ダンゴムシの行動実験の第一歩の交替性転向反応を観察しました。
今回のサイエンスマスターでは、研究の考え方を主に学びました。ぜひ、お子さんの研究に活かしてくださいね。
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