研究における大人と子供の違い

中野ラボ

国家プロジェクトの研究環境

石田が最後に雇われていた研究室は国家プロジェクトに採択されていました。日本全国から集まった若手研究者(私は若手ではありませんでしたが・・・)は全員博士号を持っていました。

生物学、分子生物学、生化学、構造生物学、有機化学の分野を基礎に、さらに細分化した研究分野の博士が常時10人以上いました。

いしだ先生
いしだ先生

異なる分野の研究者がいましたので、今思い返しますと、楽しく刺激的な環境でしたね


小学生もプロの研究者と遜色ない協力関係を見せていました

先日、サイエンスマスター・中野ラボで、無料体験塾が開催されました。

参加されたお子さんは小学校4年生と1年生。しっかりとした受け答え、自身の考えを言葉で表現できるなど、よく勉強をされている方々でした。

いしだ先生
いしだ先生

私が考える小学生像よりもずっとレベルが上の子どもたちでしたね

4年生の子は年上なこともあり、お兄さん的な態度で1年生の子と接していました。危ないことは経験値の高い彼が引き受けていました。

一方、1年生の子は、1年生とは思えないくらい、アイディアをどんどん発言しました。

アイディアは貴重です。もったいないので、持参されたノートにすべて書いていただきました。

研究は、先ほどの国家プロジェクトのように色々なタイプの方と協力して進めます。こんなに小さいのに、立派に研究者をされていることに、驚きながら見ていました。


研究では、子どもと大人は不安を感じる強さが違う

私は、これまで八丈サイエンスクラブとサイエンスマスター・中野ラボに参加し、色々な小学生を見てきました。

最近は、学校の先生から教わったことを学び、それらをしっかりと見せてくれるお子さんが多いですね。そして、その学んだことから少しずつズラして、基礎から応用に入る子もいます。

大人になりますと、言われたことと違うことをすることはなかなかできません。がんじがらめの思考になってしまいます。

一方、今回の子どもたちを見てわかったことですが、子どもたちは決まった道から外れる不安は、大人の私たちよりもずっと少ないようです。

大人は、なんでもできるのにできなくて、子どもは、なんでもできそうもないのにできます。

いしだ先生
いしだ先生

とても不思議ですね

サイエンスマスター・中野ラボでは、もっとお子さんの応用力を伸ばせるようサポートしていきます。


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