2023年9月9日(土)、サイエンスマスター・中野ラボの様子

中野ラボ

現在、サイエンスマスター・中野ラボでは、参加されている小学校2年生のお子さんが、ある生き物の跡の「密度」と「分布」の研究をしています。

密度

こうぞう先生
こうぞう先生

「密度」と漢字で書かれると、難しそうにきこえますね

こうぞう先生
こうぞう先生

本当は四角形を描いて、その中の目的の物の数を数えるだけです(笑)

数は、1個、2個、3個、・・・と数えます。これは誰でも同じですね。でも、四角形の大きさはどうでしょうか?両手で「このくらい」と長さを測っても、お子さんの場合は、体も大きくなりますので、毎回の測定結果は変わってしまいます。

この四角形の大きさを決めるために、「このくらい」の長さを「cm(センチメートル)」や「m(メートル)」と学校で習った長さの「単位」を使います。他の人でも同じ結果になるように、同じ物差しを使うようにします。


分布

四角形で囲われた範囲の物は、人がつくったものでなければ、通常は同じ場所ではありません。1個の物ならば、簡単ですが、2個、3個、・・・と増えていけば、どこにあるのか分からなくなります。

こうぞう先生
こうぞう先生

ですので、場所の記録が大切になります


現在、この研究に参加しているのは小学校2年生の女の子だけです。見学されているお母さん、私を除きますと、この地球上でたった1人、彼女だけがこの面白い結果に気づきました。

科学は、1人が気づいた宝のような現象を、隣の人に伝えてはじめてみんなのものになります。数えるのは1つでしょうか?それとも2つでしょうか?・・・

実験区(調べた四角形の数)は全部で42個!42個の結果は、世界でたった1人の小さな研究者のものになりました。サイエンスマスター・中野ラボでは、私たちの身近にある未知の世界を探し続けます。


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